スカンジナビア・北欧の家を見る・知る~窓のデザイン編~
窓のデザイン
北欧スカンジナビアの窓が取り付けられた家を紹介します。
スカンジナビアで、窓外の眺めを切り取るのは、やはり木製の窓枠。ブラウンや白の窓枠には、無垢材が使用されており、まるで額縁に入れた一服の絵画のように、窓枠の景色を演出してくれて魅力的です。
天井や扉に取り付けられた窓も見ごたえあり。家づくりの参考にしたいものがたくさんあります。
天窓が取り付けられた家
天井を見上げれば、上品でやわらかい印象を感じさせる米杉木材で仕上げられた天窓。落ち着いたブラウンの木肌が、そこから射してくる日の光をよりいっそう輝かしいものに感じさせてくれます。
外壁はスペイン漆喰を使用しているため、陽光も壁の色に影響を受けずに室内に差し込んできます。それは朝日や昼の光、夕日に関わらず美しい眺めです。1日のどのシーンに眺めても、優しい印象を与えてくれるでしょう。
些細なことでも大切に感じとることができる繊細さ。こんなところにも、北欧スカンジナビアのデザインを感じます。
扉にはめ込まれたガラス窓
木製の扉にはめ込まれた大きなガラス。それもまた、北欧スカンジナビアらしい窓のひとつです。落ち着いた室内から屋外の自然を眺めることができますし、来客が訪れた場合にもすぐに気がつけます。
真っ白な壁に映えるのは、ブラウンに統一してカラーリングされた木材。無垢材の木目の上質さがいっそう際立つアレンジです。窓枠になっている扉の色合いもブラウンに色付けられ、窓外の景色を縁取る落ち着いた色合いの木材が、その眺めを絵画的に感じさせてくれます。とてもスカンジナビアらしい雰囲気をただよわせる扉です。
白い窓枠がある玄関
独特の質感をかもしだすレンガに、明るい白枠の窓が顔を出しています。こちらの白い木製の窓枠は北欧から輸入されたもの。窓枠ひとつとっても、シンプルながらしっかりとした存在感を感じさせますから、北欧スカンジナビアのデザインは、やはり特別なものです。
窓は、玄関扉の真横に取り付けられていますから、屋内にいながら来客の訪れに気づけます。仕事帰りのお父さんの帰宅に気づいて、電気をつけてあげることもできる。家族に優しい窓があります。
そういった小さな心地よさが、スカンジナビアの温かい暮らしをつくりあげているのです。